内容紹介
この世はヒト知れぬ生命に溢れている――。動物でも、植物でもない不可思議な生命体――“蟲”。かつてこの国には、実体はあっても、一般には目に見えない“蟲”を見ることができ、それらが引き起こす人智を超えた現象を解き明かす“蟲”と呼ばれる者たちがいた。これは、白髪で片目の蟲師、ギンコの物語である。カラー原稿はすべてカラーで収録。眩き5編「沖つ宮」「眼福眼禍」「山抱く衣」「篝野行」「暁の蛇」に描き下ろしを加えた、作品史上最厚の一冊。
レビュー2
5/52024/03/16 spica123
不定期で繰り返し読みますが、とても引き込まれます。
5/52021/05/27 おつきさま
何回よんでも面白いし深い話。蟲をはがすか剥がせないか、どちらでも悲しい結末にも幸せな結末にもなり得る。大好きな巻です。